ナンダカベロニカ
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(ナンダカ ベロニカから転送)
ナンダカベロニカ | |
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アニメ | |
監督 | 加藤道哉 |
キャラクターデザイン | 竹内進二 |
音楽 | 上野耕路 |
アニメーション制作 | サイクロングラフィックス |
放送局 | NHK Eテレ |
放送期間 | 2014年3月10日 - 3月21日 |
話数 | 全10話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『ナンダカベロニカ』は、2014年3月10日より3月21日までNHK Eテレにて放送されていた日本のテレビアニメ作品(同年4月26日・27日にも再放送)。全10話。
ストーリー
[編集]メトロトピア星に本社を置く宇宙No.1の通信企業「ギャラクシー・ネットワーク」の社長令嬢・ベロニカは通信エリア拡大の為にお付きのロボット・モーガンとともに宇宙の辺境地・地球にやってきた。彼女は地球上に巨大なパラボラアンテナを建て、あとは「地球の持ち主」と契約を済ませて帰るだけ…だったが肝心の持ち主はわからずじまい。そこでモーガンの指示で「口にレーダーをくわえてぶつかった相手こそ地球の持ち主」と教えてもらったベロニカはこんぺいという少年と知り合う。
登場キャラクター
[編集]メトロトピア人
[編集]- ベロニカ
- 声 - キンタロー。
- 主人公で「ギャラクシー・ネットワーク」の社長の娘。わがままで超が付くほどの合理主義者。驚いたりすると「ギョエックス!!」と言う。地球や地球人のありとあらゆるものを「ムダ!」とバッサリ斬り捨てるが、地球人と知り合っていくうちに「それぞれに、それなりに必要性があるから存在している」ことを知っていく。
- 声を演じるキンタロー。はアニメ・ドラマ通じて初の主演作となった[1]。
- モーガン
- 声 - 池田勝
- ベロニカのサポートロボット。語尾に「~でなす」「~ございもす」などをつける。「地球の持ち主」を探す方法を入手しようとした際、ポックルが用意した少女漫画の「パンをくわえた少女が路地角で少年とぶつかる」シーンを「持ち主を探す方法」だと誤ってベロニカに教え、こんぺいらと出会うきっかけを作った。
- 「恋はムダ」だとベロニカが言い放つ中、電気店のお掃除ロボットが好きになってしまい、仕事がおろそかになった彼は買い替え[注釈 1]を検討されてしまう。
- ポックル
- 声 - 佐藤奏美
- モーガンの手下。数匹おり、「ポ」としかしゃべらない。
- パパ・プレジデント
- 声 - 佐藤貴史
- ベロニカの父で「ギャラクシー・ネットワーク」社長。娘同様に超合理主義者。「ベクター」というサポートロボットがいる。
- ママ・セレブビューティー
- 声 - 井上喜久子
- ベロニカの母で「ギャラクシー・ネットワーク」のオーナー。
- 恋こそ「ムダ」と考える典型的メトロトピア人(これは娘も同様)で、パパとはマザーコンピューターの診断結果に従って結婚している。
地球人
[編集]- こんぺい
- 声 - 石川静
- 地球人の少年。通信エリアを拡大するにあたって契約すべき「地球の持ち主」を探す方法を使って、ベロニカが初めて接触した(ぶつかった)地球人。
- なお契約方法は契約者、つまりベロニカとの「キス」であったため「恥ずかしい」とこれを拒否。結局ベロニカは契約が完了するまで地球に居座ることにした。
- 家は「星野製作所」という小さな工場を営む。
- ケイコ
- 声 - 平賀さち枝
- こんぺいの友達。常にクールで、ギターの弾き語りが得意。こんぺいの家の隣に住んでいる。
- もえ
- 声 - 田村奈央
- 同上。白ネコの「もち」といつも一緒にいる。
- ケンミン
- 声 - 斉藤貴美子
- 同上。食いしん坊で太っている。スイカを最後までムダなく甘く食べる方法を教える。
- みらい
- 声 - 佐藤奏美
- 同上。イケメンに弱く、転校してきたツトムに惚れてしまう。
- カイ
- 声 - 村瀬歩
- 同上。いたずら好き。
- こんぺいのママ
- 声 - 伊藤美紀
- ほへと亭のおやじ
- 声 - 後藤ヒロキ
- こんぺいがよく通う精肉店の店主。ここのコロッケは絶品で、ベロニカやパパ・プレジデントにとっても大好物となった。ポパイに似ている。
- ケイコのママ
- 声 - エナポゥ
- ケイコの母親で、スナックを営んでいる。
その他
[編集]- ツトム
- 声 - 梶裕貴
- ベロニカを「地球にとっての脅威」として追い返そうとする謎の人物で、語尾によく「ですメタル」とつける。持っている機械から洗脳光線を発射し、一時的にその人物を操ることができる。
- その後、こんぺいたちの学校に転校してくる。
- スペース・トラッカー
- 声 - 後藤ヒロキ
- 宇宙の宅配業者で、三つ目の宇宙人。妻と1人の子供がいる。
スタッフ
[編集]- 監督・キャラクター原案 - 加藤道哉
- 総作画監督・キャラクターデザイン - 竹内進二
- 美術監督 - 中村隆
- CGディレクター - 設楽友久
- 色彩設定 - 古河寿子
- タイトルデザイン - 野澤享子
- プロップデザイン - 飯田甘奈
- 音響監督・録音 - はたしょう二
- 音楽 - 上野耕路
- プロデューサー - 藤田裕介
- アニメーションプロデューサー - 吉野智美
- 制作統括 - 柏木敦子、土橋圭介
- アニメーション制作 - サイクロングラフィックス
- 制作 - NHKエンタープライズ
- 製作著作 - NHK
主題歌
[編集]- オープニングテーマ「ナンダカベロニカ」
- 作詞 - ベロニカ / 作曲・編曲 - 上野耕路 / 歌 - 真依子、ひばり児童合唱団
- エンディングテーマ「スペース・ベロニビクス」
- 作詞 - 真依子、玉手ゆみ子 / 作曲・編曲 - 上野耕路 / 歌 - 真依子 / 振付 - 振付稼業air:man
放送局
[編集]放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
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日本全域 | NHK Eテレ | 2014年3月10日 - 3月21日 | 月曜 - 金曜 18:10 - 18:20 |
各話リスト
[編集]話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
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第1話 | ワタシハ・ベロニカ | ふじきみつ彦 | 加藤道哉 | 秦義人 | 竹内進二 | 2014年 3月10日 |
第2話 | ケイヤク・シマショ | 田辺茂範 | 井上正樹 | 黒崎知栄実 | 3月11日 | |
第3話 | コロッケ・タベタカナ? | 黒住光 | 加藤道哉 | 秦義人 | 3月12日 | |
第4話 | モッタイ・ナイ | ふじきみつ彦 | 飯田甘奈 | 3月13日 | ||
第5話 | ウチュウヘ・カエレ | 黒住光 | 安藤裕章 | 加藤道哉 | 3月14日 | |
第6話 | スキスキ・ダイスキ | ふじきみつ彦 | 湖山禎崇 | 秦義人 | 3月17日 | |
第7話 | ウタッテ・ベロニカ | 黒住光 | 加藤道哉 | 浅野直之 | 3月18日 | |
第8話 | ザ・エビフライ | 田辺茂範 | 加藤道哉 | 吉野智美 | 小西賢一 | 3月19日 |
第9話 | チイサナ・トモダチ | 黒住光 | 安藤裕章 | 秦義人 | 黒崎知栄実 | 3月20日 |
第10話 | チキュウヨ・サヨウナラ | ふじきみつ彦 | 加藤道哉 | 3月21日 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “アニメ「ナンダカベロニカ」取材”. NHK (2014年1月30日). 2014年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月2日閲覧。